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御覧のアナウンサーの影響でお送りします。
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金土といろいろ有り過ぎました。今日は金曜のことだけ隊長に唆されて書きます。

金曜は私の話題によく上る教養基礎国語がある日です。
司令長官殿がうちのクラスの担当なのですが、授業の半ばに三学期の予定表が配られ、その予定の最後の方に白楽天の「長恨歌」がありました。
これは確か一学期の期末試験が終わった後に司令長官殿のもとに行ったときに、「三年はこれをやっていたんですよ」とその場の流れで唐突に作品解説が始まり、話を聞きながらその横で私が司令長官殿の教科書(彼の商売道具という事実には思い至っていませんでした)に仕様もない落書きをした、あの「長恨歌」か、と私は思い出しました。
「長恨歌って長いんですよ。教科書の方だと・・・120ページからですね」
という彼の言葉に誘われて教科書を開いて詩の長さに吃驚している皆をよそに、
「あ・・・そういえばこの教科書・・・」
という彼の言葉に私は思い当たる節があり動揺が隠せませんでした。

「いやね、この教科書に落書きをした生徒がいたんですよ」
「121ページの『日高くして』の『日』に横棒足して『目高(めだか)』にしていたりね」
「『三千人』に縦棒何本か入れて『五千人』にしていたりとかね」
「『温泉滑らかにして』の『温泉』の横に『玉子』って書いていたりとかね」
「思わずそう読んでしまいそうになるよう巧妙に書いてあるんですよ」

記憶が正しければ「青雲」の後にも「それは君が見た時代」と書きました。
皆がそれをやった犯人が卒業生だと思っていそうだったので素知らぬ振りをしようとしていたのに隊長が後ろからつつくので思わず皆の前で「先生ごめんなさい」と言いました。
それはもう心から。
しかしそこで皆が納得の雰囲気を醸し出したのが私には納得できません。

落書きした時点で、長恨歌は三年生が選択でやるのなら二年生の自分はやらないだろうと高をくくっていたのがいけませんでした(論点違・・・


「なんだってあんなことやっちゃったんだろ。」
落ち込むこともあるよ
でも後悔をしなくなったら
上へは行けない
いっぱい失敗しても大丈夫
その分ネタが思い出が増えるだけだから


たった二限分の授業で後悔先に立たずと身から出た錆を体験した副隊長でした。
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女性
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1989/06/13
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学徒
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早口言葉をゆっくり言うこと
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